斑鳩町の胃がん検診
健診と検診の違い
健診は一次予防、検診は二次予防を指します。健診はいわゆる健康診断の略であり、会社で行う定期健診や、特定健診(特定健康診査)が健診に該当します。「健診」は肥満はないか、血圧は大丈夫かなど、体の全体的なチェックとなり、生活習慣を見直すことが目的のため、一次予防の検査となります。その一方、「検診」は検査することを目的としているため、がん検診や歯科検診など特定の臓器を詳しく検査し、病気の早期発見をすることが目的としているため、二次予防の検査になります。
胃がん検診とは?
胃がん検診とは、胃がんの有無をより高い検査精度で調べることができる検診のことを指します。斑鳩町では、35歳から胃がん検診を受けることができ、年齢に応じて内視鏡検査を用いた胃がん検診を受けることができます。ぜひ最後までお読みいただき胃がん検診をご検討頂ければと思います。
胃がん検診を受けないとどうなる?
胃がん検診を受けないと胃がんの予防・早期発見をすることが難しくなり、胃がんによる死亡リスクが大きく上がります。
図1より、日本人の死因はがんの割合が最も高く、5人に1人以上ががんで命を落としています。また図2より、がん部位別の罹患数・死亡数を見てみると、胃がんは罹患数3位、死亡数は2位という結果が出ており、胃がんは現代の日本人が命を落とす大きな原因となっています。つまり、定期的に胃がん検診を受けていただき、胃がんの予防・早期発見していくことがとても重要です。
図1:死因の構成割合(2021年度)
図2:部位別がん罹患数・死亡数ランキング(2020年度)
1位 |
2位 |
3位 |
|
罹患数 |
肺がん |
大腸がん |
胃がん |
死亡数 |
大腸がん |
胃がん |
肺がん |
斑鳩町で受けられる胃がん検診の種類
斑鳩町で受けることができる胃がん検診は下記の通りです。
35歳以上の方は、1年に1回の胃エックス線検査を無料で受けていただくことが可能です。
※当院では胃エックス線検査はできません
また、50歳以上の方は2年に1回の胃カメラ検査を3000円の自己負担で受けていただけます。ただし、前年度に胃がん検診で胃カメラ検査を受けていただいた方は今年度の胃がん検診(胃エックス線検査)を受けることは出来ません。
※当院では斑鳩町の胃がん健診は取り扱っておりません。
※保険診療・人間ドックとしての胃カメラ検査は受診可能です!
検査内容 |
対象年齢 |
回数 |
費用(国保加入者以外) |
胃エックス線検査 |
35歳以上 |
1年に1回 |
無料 |
胃カメラ検査 |
50歳以上 |
2年に1回 |
3,000円 |
当院の胃カメラ検査の特徴
胃カメラ検査は、胃エックス線検査よりも検査精度が高く、早期の胃がんの発見率が高いため、ここでは当院で実施していた胃がん検診(胃カメラ検診)について説明します。
①鼻からの胃カメラ検査も対応可能
ご希望に応じて、鼻からスコープを挿入し検査を行うことが可能です。
口からスコープを挿入する際と比較して、オエッという咽頭反射が起こりにくく、比較的楽に胃カメラ検査を受けていただくことが可能です。経鼻検査を希望される方はお気軽にお声掛けください。
②胃カメラ検査の経験が豊富な院長が対応
胃カメラ検査は医師の手技・経験値によって、検査精度や患者様への心身の負担が大きく左右されます。当院では、高度な技術と豊富な検査実績をもつ医師が、胃カメラ検査を担当しています。胃カメラ検査をご希望の方は是非お気軽にご相談下さい。
③WEB予約が可能
当院では胃カメラ検査の予約をWEBから実施することができます。
お好きなタイミングで予約を取ることが可能です。
胃がん検診(胃カメラ検診)の流れ
当院は胃がん検診に対応していない医療機関になります。。胃カメラ検査をご希望の方は当院で検査を受診していただければと思います。また、斑鳩町では胃エックス検査は保健センターが実施しています。胃エックス線検査の胃がん検診をご希望の方は保険センターまでお問合せください。
胃がん検診の受け方 |
|||
検査方法 |
受診形態 |
実施場所 |
申し込み方法 |
胃エックス線検査 |
集団検診 |
保健センター |
①「広報斑鳩」で日程確認 ②保健センターへ申し込む 持ち物:健康手帳 |
胃カメラ検査 |
個別検診 |
受託医療機関 |
①受診票・同意書を保健センターで発行 ②医療機関に申し込む ※WEB予約に対応しているクリニックもございます 持物:受診票、同意書、健康手帳、健康保険証 |
胃カメラ検査の予約はこちらから
当院では胃カメラ検査のWEB予約を行うことができます
ご希望の方はこちらからご予約をお願い申し上げます。